スタンフォードの自分を変える教室■世界15ヶ国刊行!
受講者の97%に影響を与えた「奇跡の授業」
心理学、神経科学から経済学まで最新の科学的成果を盛り込み、
斬新な講義を展開、スタンフォード大学で最も優秀な教員に贈られる
ウォルター・J・ゴア賞をはじめ数々の賞を受賞。
『ニューヨークタイムズ』『タイム』『USAトゥデイ』
『ボストングローブ』『USニューズ&ワールドレポート』他、
全米主要メディアで軒並み取り上げられ、
無数の賞賛を受けた世界的ベストセラー、
ついに日本解禁!
■「一度きりの人生が最高の人生に変わる講義」
・脳は1つでも自分は2人いる
・呼吸を遅らせれば自制心を発揮できる
・食べ物で『意志力の保有量』が変わる
・体にリラクゼーション反応を起こす
・自制心は筋肉のように鍛えられる
・「望む力」をつくりだす
・やる力とドーパミンを結びつける
・手軽な快楽の経済学
・「割引率」が10年後の成功を決める
・「他人の欲求」が自分に感染する
・「あなた2・0」に会う
これまで抽象的な概念として見られていた
「意志」の力についての考え方を根本的に変え、
実際の「行動」に大きな影響を与えてくれる本書、
目標を持つすべての人に読んでもらいたい一冊である。
スタンフォードの自分を変える教室最も参考になったカスタマーレビュー
50 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「Willpower=意志力」の本能とは? 2012/10/26
By u
原題は『The Willpower Instinct』。
直訳すれば「意志力の本能」といったところだろうか。
私は本書をたまたま訳書発売前に友人から紹介されて知り、すぐさまアマゾン米国サイトのLOOK INSIDE(なか見!検索)でイントロダクションを読了。
Willpowerという言葉の持つ不思議な魅力にまず心惹かれた。
そして「科学者として自分を観察する(Become a willpower scientist)」というこの本のコンセプトが何より気に入った。
なぜかって?
怪しげな自己啓発本の類は食傷気味(心から納得しないと受け入れられないタイプ)だが、なんとか自分の考え方や生き方を変えたい、と思っている私にとって、科学的な理論や実験に基づいて自己をコントロールするという本書の構成はピッタリだったから。
訳書発売当日に書店に走って本書を購入。
その日のうちに夢中で読み切ってしまった。
特に自戒を込めて読んだ部分は、<罪のライセンス>と題された第4章だ。
例えば、こんな節のタイトルがある。
“サラダを見るとジャンクフードを食べてしまう”
「え、まさか!?」と思うかもしれない。
しかし、これはニューヨーク市立大学バルーク校のマーケティング・グループが導き出した、れっきとした研究結果だという。
我々は、<良いことをした>と満足した直後に、ちょっとくらいは<悪いことをしてもいい>あるいは自分にはその権利(ライセンス)がある、などと思い違いをしてしまうことはないだろうか。
ヘルシーなメニューが存在するファストフード店のほうが、それがない店に比べてジャンクフードの売り上げが高まるという驚きの事実!
プロのマーケッターは、そんな心理を巧みに突いてくる。
自己を省みるに、罪のライセンスと同じような自分への「言い訳」に満ちた毎日を送っていることに思い至り、読んでいて青ざめる気分だった。
こんな感じで、読み手に自省・内省を求めながら、一気に読ませてしまう本であった。
ただし、この本はもともとスタンフォード大学の10週間の公開講座から生まれたので、本来は一週一章のペースでゆっくりと各週(章)のポイントを実生活で試してみることが求められている。
私自身は、この本を読んだからって、それで良いことをした(!)なんて気にはならずに済み、自己を客観的に(科学に基づいたまなざしで)見つめられるようになった。
この本から得た大きな収穫だ。
余談だが、アマゾン米国サイトの著者ページには、Kelly McGonigal自身が本書の内容について語る動画がある。
とてもパワフルな話し方をするので思わず引き込まれる(いざ戦略紹介ってところで動画は終わってしまうが・・・)。
きっと本書のもとになったスタンフォードの実際の講義内容も素晴らしいものだったのだろう、と思わせる。
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