嘘だらけの日米近現代史 (扶桑社新書) ■気鋭の憲政史研究者が“本当の歴史"を明らかにする
「日本人が信じている教科書的アメリカ史」は嘘だらけだった……。日米近現代史の真実を知ることでアメリカ・コンプレックスを払拭し、正しい歴史認識を提示する。
■ご存じですか? これが真実だ!
●大統領評
リンカーンは極悪人、ウィルソンは狂人、ルーズベルトはスパイ、クリントンは破壊者etc.
●日米関係
「ペリーを鼻であしらっていた江戸幕府」「アメリカを怯えさせた大日本帝国」「ソ連との片手間の中国との片手間のイギリスとの片手間に、アメリカの喧嘩を買った日本」etc.
「『偉大なるアメリカには従わざるをえない』――といった価値観は正しいのか?」 本書は「民族の生存を最終的に決するのは歴史認識」と指摘するなかで、読者にこう問いかける。
そして、日本人が自立するためには、「本当の歴史」を知るべきであり、そのためには、まずアメリカの嘘をあばく必要がある、と指摘する。
憲政史研究者でもある著者はアメリカ建国からペリー来航、世界大戦、そして現代にいたるまで、日米関係を冷静に俯瞰し、
日本人が日本人として当たり前の姿を取り戻すために歴史認識を改めよ、と迫ります。筆者の鋭い視線が日本人の歴史観を射抜く。
■本書より
日本人の精神的自立には、正しい歴史の勉強が最良の処方箋です。自分の国の歴史がわからなければ、自立も何もありません。
民族の生存を最終的に決するのは、この歴史認識です。亡国の民となっても、強靭な精神力だけを頼りに復活した民族はいくつもあります。
例えば、ポーランドやイスラエルといった国の強靭な精神力と結束力は歴史認識から発生する自信によるものです。
その意味でアメリカ史などは、北朝鮮も真っ青の歴史歪曲のオンパレードです。しかもそれをアメリカ国民が頑なに信じているから自信につながっているのです。
本書をとりあえず一読してください。通説、つまり「日本人が信じている、教科書的アメリカ史」がいかに嘘にまみれているかがわかると思います。
まずは、日本人自身が、日本人として当たり前の姿を取り戻すときなのです。
日本人全員に問いかけたい。
「日本が敗戦国のままでいいのですか?」と。
■本書の構成
第一章 捏造だらけのアメリカ建国神話
第二章 知られざる日米の蜜月
第三章 世界大戦の勝者はソ連だった
第四章 敗者としてのアメリカ
第五章 冷戦期の“お利口さん“
第六章 アメリカよ、世界を返せ!
内容(「BOOK」データベースより)