採用基準●概要
マッキンゼーの採用マネジャーを12年務めた著者が語る
マッキンゼーと言えば、ずば抜けて優秀な学生の就職先として思い浮かぶだろう。
そこでは学歴のみならず、地頭のよさが問われると思われがちで、応募する学生は論理的思考やフェルミ推定など学んで試験に挑もうとする。
しかしマッキンゼーの人事採用マネジャーを10年以上務めた著者は、このような見方に対して勘違いだという。
実はマッキンゼーが求める人材は、いまの日本が必要としている人材とまったく同じなのだ。
だからこそ、マッキンゼーは「最強」と言われる人材の宝庫の源泉であり、多くのOBが社会で活躍しているのだ。
本書では、延べ数千人の学生と面接してきた著者が、本当に優秀な人材の条件を説くとともに、日本社会にいまこそ必要な人材像を明らかにする。
●主な内容 ・マッキンゼーでの17年間
・コンサルティングより人材育成システム
・誤解される採用基準
・採用したいのは将来のリーダー
・東大法学部と経済学部の学生の違い
・スクリーニング基準と採用基準の違い
・日本の大企業で劣化する人
・能力の高い人より、これから伸びる人
・「マッキンゼー入社」を目標にしている人は採用されない
・不幸な海外MBAへの企業派遣制度
・すべての人に求められるリーダーシップ
・リーダーシップで人生をコントロールする
・メンタルセットの変化
・問題が解決できる
・自分の世界観が実現できる
・世界が拡がる
・価値観転換機関としてのマッキンゼー